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暴ぶるものはびこるいまの時代にあひて幼なき子らは何おもはざらむか

先日古書店で南原繁の歌集『形相』(岩波文庫)を入手した。
南原は内村鑑三の弟子にして戦後民主主義の基礎を作った一人。

表題の歌は2.26事件で青年将校らに死刑判決が下った際に詠まれたもの。

スペイン動乱を受けての歌。

「ひとつ国の民らたがひに敵となり戦はねばならぬものありといはむか」


1936年(昭和11年)師走の歌。

「言にいでて民らいはずなりぬるとき一国の政治のいかにあると思ふや」

「次年度の予算三十億を突破すといふ我等いよいよ貧しく生きむ」

友人・矢内原忠雄教授の辞職を受けて。
「Y君の辞職決まりし朝はあけて葬りのごとく集ひゐたりき」

人の生命が軽く軽く扱われる今。
そして凶事を奇貨として海外派兵を進めようとする為政者。

何より「自己責任論」に押し流されそうになる己であると告白せねばならない。

主よ、憐れみを。あらゆる人々に。

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歴史・宗教」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。

南原氏の言葉、心に沁みます。

> 主よ、憐れみを。あらゆる人々に。

心からそう思います。
あらゆる人々に愛の灯火がともされることを。

神を神としない人たちの多いこの時代に、神を信じる者とされた自分は何を問われているのか。

心探られました。感謝です。

こんにちは。

人質事件はいたましい結果となりました。
「暴ぶるものはびこる今の時代」です。

南原教授の生きた時代もこういった事件が中国各地であり
そして「膺懲」「居留民保護」を名目にさらなる惨事が繰り返されました。

私たちはそれを再び為してはならないと思います。

主の御恵みが豊かにありますように。

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