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佐々木ミノルさん『中卒労働者から始める高校生活』(日本文芸社)

久しぶりに漫画の紹介を。

佐々木ミノルさん『中卒労働者から始める高校生活』が、苦しみの中あがく人間に光をあてていて素晴らしいです。中学校を卒業して妹の生活を支えるため就職した主人公。露骨な学歴差別と貧困に苦しみます。そんな彼が通信制高校を通じて美しい「お嬢様」と巡り合います。「お嬢様」も心に苦悩を抱えていて・・・。

生活苦がどれだけ人を荒ませるか。そしてその荒みから立ち上がる人間の雄々しさ。性的なきつい描写もありますが、お薦めします。

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アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

日本は生きていくのが辛すぎます。個が確立していない中世国家で、ごく一部の富裕層以外は奴隷の生活を強いられる。
日本にもカダフィ同志や金日成同志がいたら…という夢をよく見ます。

こんばんは。

日本では他ならぬわたし自身を含めて個人としての確立がなされていないこと、ごく一部の富裕層以外は苦しい生活を強いられることにはほぼ同意しますが、カダフィや金日成が日本にいたら我国が王道楽土になっていたとは全く思えません。特に金日成は社会主義の仮面をつけた残酷な階級国家を築き上げた人物と考えます。

確かにカダフィ同志や金日成同志も完璧ではありませんでした。いろいろな誤りもあったでしょう。そのことは認めます。しかしそれでも人類史に残る偉人であったことは確かです。

それと『中卒労働者から始める高校生活』を検索してみると、3巻まで出てきたのですが、3巻で完結ですか?

こんばんは。

わたしには残念ながら金日成もカダフィ大佐も驕りたかぶった末に民衆を苦しめただけの独裁者にしか見えません。世界史百科事典や年表に名を残しこそすれ、100年後偉人と仰がれているとは到底想像できないのです。

『中卒労働者から始める高校生活』はなお連載継続中のようです。9月29日に刊行されたのが第3巻です。主人公とヒロインが恋仲になるめでたさの中にも、なお苦しむ主人公ほかが描かれています。

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