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9月18日

今日、9月18日は私が以前何度か触れた満洲事変勃発の日です。
最近思う所あって、あらためて満洲事変関連の、一般読者向けのものですが
歴史学者が記した書物を幾つか借りて読んでいます。
もう82年も昔のことですが、中国にとっては
惨禍の年月を思い起こす記念日でありましょう。
私たち日本人がおそらく国の続く限り8月6日、9日、15日を追想するのと
或る意味で似たものがあることと思います。

昭和天皇に本庄繁関東軍司令官は「関東軍としては、断じて謀略はやっておりません」と
奉答していますが、やはりこれは陛下に虚偽を申し上げたものでしょう。
後に太平洋戦争期の陸軍重鎮となる人々で構成された「一夕会」の面々が
陰に日向に関東軍の謀略の支援をしたと言われますが
その構成員には東條英機なども名を連ねています。

陛下と本庄の遣り取りを当然陸軍中堅の人々は時間差はあれ耳にしたでしょうが
今日ふと思ったのですよね。主観的には忠誠心に篤かったであろう彼らは
陛下に虚偽を公然と申し上げていることをどう思っていたのだろう?と。
内心深い慙愧の念を覚えつつ「真実は公けにはできない」と苦悩していたのか、
或いは「大忠」と「小忠」があるなどと
矢内原忠雄の言葉を借りれば「メフィストフェレス的詭弁」で己を納得させていたのだろうか、と。

歴史上の人物の内面に最近ことに興味が増している故に思うことです。
当事者が胸中を告白した手記や日記でもない限り、永久の謎になる事柄ですが。

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