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新渡戸稲造に関する講演を聴いて

しばらく更新が滞っていました。

16日には教会の友人に誘われて、京都市は修学院離宮近くの曼殊院に隣接する、日本クリスチャンアカデミー関西セミナーハウス活動センターで開かれた講演会に行ってきました。題は「新渡戸稲造の『武士道』の歴史的背景~敗者の精神史~」。講師はNHK「こころの時代」に出演されている太田愛人師。日本基督教団で1999年まで牧師を務められた方です。

講義の内容は、新渡戸の捉える武士道と、世上持て囃されている武士道の相違について。軍国主義礼賛の武士道と新渡戸の説く武士道は、その愛他精神において全く異なるものであるということです。その他は、戊辰戦争の「敗者」即ち幕府軍側の人材に焦点を当てたものでした。新渡戸周辺の人脈の広さを知ることができましたが、新渡戸本人の思想、逸話についてより知りたかったという思いが残りました。ただ、西欧の「高貴なる者の責務」という概念を日本に紹介したのが新渡戸だというのは初めて知りました。また原敬が山縣有朋を「偽勤王」と日記中で呼んでいたのを聞いて、「我、真勤王とならん」との思いを新たにしたものです。尤も私は、山縣は権勢慾旺盛な人物ではありましたが、彼なりに勤王の心は確かに持っていたと思うのですが。

講演の後、友人と枚方市まで送迎バス、叡山電鉄、京阪電車を乗り継いで喫茶店で珈琲を飲みつつ様々な話に興じました。こういう機会が与えられていることに感謝です。

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